弦を違うメーカーに替えたときに同じ太さなのに微妙に固さが違うなぁと感じたことはありませんか?
自分は感じたことがありました。
同じ太さなのに弦のテンション感(弦の張り具合、弦の固さ)がちょっと違うと感じていました。
しかし、微妙な違いではっきりと比べることができませんでした。
そこで、今回は弦のテンション感の比べ方がわかったので、実際に弦を交換して計測して比較してみたいと思います。
弦のメーカーによってテンション感はどれくらい違うのかを調べてみました。
使用した弦
使用した弦の太さは09‐42です。
今回は3種類を用意しました。
ダダリオ、アーニーボール、エリクサーです。
自分の中ではかなり定番の弦だと思っています。
結果
先に結果だけお伝えしておきます。
アーニーボール<ダダリオ<エリクサー
アーニーボールが一番テンションが弱く、次にダダリオ、一番強かったのはエリクサーでした。
今回の実験のきっかけ
この前「ギターの弦の寿命は何日か?毎日動画を撮ってみた」でエリクサーからダダリオに弦を交換しました。
ブリッジをフローティングにしているのですが、ダダリオに替えたときにブリッジがかなり下がっていました。
アームアップした時にエリクサーとダダリオで上がる音の幅が違いました。
そこで弦のテンション感をブリッジの浮き具合で計測し比較できると思ったのです。
ブリッジの浮き具合でテンションを測定
弦を張り替えた直後にすべて撮影しました。
ダダリオだけ少し斜め上からの撮影になっていてごめんなさい。
アーニーボール
ダダリオ
エリクサー
細かいメモリが無いので目測で測った数字です。
アーニーボール 2.1mm
ダダリオ 2.2mm
エリクサー 2.4mm
測定の結果
アーニーボールが一番テンションが弱く、次にダダリオ、一番強かったのがエリクサーでした!
弾いた時の感想
ブリッジのあまり浮いていない状態だと弦高が低くなってきます。
なので変えた瞬間にすぐわかりました。
もともとエリクサーだったのでダダリオに換えたときは「あれ?ちょっと低くなったかな?」という感じでした。
アーニーボールは「これはかなり低くなったなぁ」という感じでした。
最後にエリクサーに戻したのですが、弦高が低いのに慣れて来てたので弾きずらさを感じてます。
弦が古くなると・・・・
ダダリオだけですが張って1ヶ月くらいしたときのブリッジの高さを測っていました。
2mm位のところまで下がっています。
弦は古くなるとテンションが弱くなるということが証明されました。
確かに張り替えたときに弦が硬いなと感じることありますよね?
テンションが弱くなってるんですね。
まとめ
- メーカーによってテンションに違いがある
- アーニーボール、ダダリオ、エリクサーの順番にテンションは強くなっていく
- 古い弦はテンションが弱くなる
最後に
今回は弦を買いに都内の楽器屋さんに行ったのですが、意外と値段が高くてショックを受けました。
ちょっと前までそこで買ってて特に高いとは思わなかったのですが、この前行ったときはかなり高くなっていてびっくりしました。
すぐに始めたかったので買いにいったのですが、次回からはサウンドハウスで買うことにします。
送料がかからないようにまとめて買えば確実に安いなと思いました。
今回は弦が高かったうえにすぐ張り替えてしまったので出費が増えてしまいました。
実験のためとはいえ、かなり無駄使いでした。
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