フェンダー・ノイズレス・ピックアップの種類と見分け方【ストラト】

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エリック・クラプトンやジェフ・ベックのストラトに搭載されているピックアップとして有名なフェンダーのノイズレス・ピックアップ。

ちょっと調べてみるといろいろと種類があります。

クラプトンのギターには Vintage Noiseless。

ジェフ・ベックは Hot Noiseless。

アメリカンデラックス(略してアメデラ)という機種に搭載されていたノイズレスピックアップも年代によってSCNとN3があります。

さらにアメデラが生産中止となって後継機として発売されたアメリカン・エリートにはGen4 Noiseless

さらにその後継機のアメリカン・ウルトラにはUltra Noiseless。

Ultra Noiseless には Vintage と Hot の2種類があります。

このように意外とNoiselessピックアップだけでもいろいろな種類があります。

今回はその見分け方をご紹介します。

サウンドハウスでノイズレス・ピックアップを見てみる
目次

Noiselessピックアップの見た目の違いを表にまとめました

わかりやすいように各ノイズレス・ピックアップの見た目の特徴を表にまとめました!

注意:筆者はすべての実物を持っているわけではありません。
ネットの画像などをみて調べたので、ものによって違いがあるかもしれませんのでご注意ください。

※1 フラットに近い
※2 N3の面取りについて、画像によって面取りされているものとないものがありました。

Noiselessピックアップの見分け方を解説

見分け方を解説していきます。

まずはカバーに書いてある文字を見てください。

SCNとN3はそのまま書いてあるのでわかりやすいです。

次に Noiseless と書いてあるもの。

Noiselessとだけ書いてあるものはVintage Noiseless または Hot Noiseless です。

この2つはポールピースがスタッガードかフラットで見分けられます。

スタッガードなのが Vintage Noiseless フラットなのが Hot Noiseless です。

左上に Fender 右下に Noiseless と両方書いてあるものは Ultra Noiseless Vintage または Ultra Noiseless Hot または Gen 4 Noiseless です。

この3種類は中身を見ないとわかりません。

中身をみると色が違うのですぐわかります。

Ultra Noiseless Vintage は中身が青

Ultra Noiseless Hot は赤。

Gen 4 Noiseless は黄土色です。

Ultra系とGen4はギターに載っている状態で判断するのは難しいです。

なぜ見分け方を調べたのか?

実はこの前 Hot Noiseless の中古が安く売ってたので飛びつきました。

しかし、いろいろ調べてみるとこれHot Noiseless じゃないとわかりました。

ケース付きで売っていて、そのケースにはちゃんとHot Noiseless と書いてあります。

でも、ポールピースがスタッガードなんです。

これはおかしいぞと思い、これが何なのかを判断するために今回いろいろ調べました。

買った時に嬉しくなって撮った写真

同じような人もいるのではないかと思い、表にしてわかりやすくしてみました!

この表があれば中古で買った時でも本物かどうか判断できると思います。

ぜひ活用してください!

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