![](https://stratocaster-sound.jp/wp-content/uploads/2021/06/TwinBender-771x1024.jpg)
先日BOSSからTone Benderが発売されました。
1966年に発売されたトーンベンダーを再現したエフェクターです。
トーンベンダーはジェフベックやジミーペイジといった有名ギタリストが使っていたと言われています。
ファズというとファズフェイスやビッグマフが有名ですが、そちらの2つと比べると少しブライトな印象を受けるファズです。
BOSSが出したということで話題になりましたが、BOSS以外でもTone Bender系のファズはいろいろなメーカーが出しています。
そのうちの1つを手に入れましたので紹介&音出ししていきます!
RAMBLE FXのTwin Bender
![](https://stratocaster-sound.jp/wp-content/uploads/2021/06/TwinBender-771x1024.jpg)
トーンベンダーはいくつかのバージョンがあり、その中のMK1.5とMK2を1つにまとめたのがこのTwin Benderです。
「1つのエフェクターで2つ楽しめるならいいじゃん!」と思い購入しました。
そしてゲルマニウム・トランジスタを使用していることも特徴の1つです。
気温によって音が左右されてしまうという特徴があるのですが、音はいいということで1度弾いてみたかったんです。
スタジオで音出しをしてみました
音楽の機材は文字でいろいろ説明してもしょうがないので音を聴いてください。
スタジオで動画を撮ってきました!
ストラトを使ってJCM2000を使いました。
JCM2000のセッティングはLEADチャンネル、ヴォリューム10、ゲイン1~2、EQはすべて0です。
ファズというとダークで荒々しい音をイメージすることが多いと思います。
しかし、Tone Bender系のファズは少し明るい音が出る印象です。
つまみの解説
![](https://stratocaster-sound.jp/wp-content/uploads/2021/06/twinbenderコントロール2-1024x981.jpg)
LEVEL・・・音量
ATTACK・・ゲイン
これは大体わかると思いますが、その下にいろいろ付いているのがこのエフェクターの特徴です。
左のスイッチ
真ん中にスイッチが2つ付いています。
左側にあるのはMK1.5とMK2の切り替えです。
弾いてみた感想はMK1.5は歪は少なめ、MK2は強く歪むという感じでした。
右のスイッチ
右にあるスイッチはトーンの切り替えスイッチです。
真ん中が標準で、上に倒すとローが無くなりミドルが強調されます。
下に倒すとローが強調されます。
impede
左側にあるつまみはインピーダンスを調整するつまみのようです。
右に回し切った状態が標準の状態です。
ファズは手前にバッファード・バイパスのエフェクターを繋ぐと音が変化してしまいます。
そこでこのつまみをいじるとうまく調整することができるようになるとのこと。
しかし、試しにワウなどを繋いでみましたが、音はかなり変わってしまいました。
このつまみを回しても繋げてない状態の音に戻ることはありませんでした。
実際に繋いでみた動画がこちら
エフェクターを繋げるだけで全く違う音になってしまいます。
しかし、これはこれでうまく使えばいい音になりそうです。
bias
右側にあるつまみは内部の電圧を調整するつまみです。
左側に回し切ると音が出なくなります。
徐々に回していくと音が出てきますが、最初はブツブツ途切れる音でその後しっかりした歪みになってきます。
音が出た後も右に回し続けると音が固くなるイメージです。
音が出始めてから少ししたところがちょうどいい感じでした。
弾いてみた感想
ファズフェイスなどのダークで荒々しい歪みではなく明るめのサウンドなので、いつもと違う歪みが欲しい時に手軽に使えるイメージです。
自分としてはジミーペイジの音に近づけたいと思っているのですが、まだうまく出せていません。
いろいろ組み合わせてみて良い音を作っていこうと思います!
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