ストラトとマーシャルで昔の音を作る方法 クリーン編

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自分がギターを始めたのは1996年ですが、その当時には録音技術やギターの機材なども進化していました。

しかし、いろいろなギタリストのサウンドを聴いていると60年代や70年代のギターサウンドにとても魅力を感じました。

今にはない荒々しい音だったり、個性的な音をそれぞれのギタリストが出していて憧れでした。

60年代から70年代のロックの全盛期、この時代のギターサウンドに憧れる人は多くいると思います。

しかし今よりも情報が少なく、どんな機材を使っていたかやどのようにセッティングしていたかなどは調べてもすぐにわからなかったりします。

さらに録音機材にテープや真空管が使われていたりと今とは全く別のものなので、実際に出てる音と録音された音はかなり違ったと思われます。

そんな中でもレコードやCDから出てくるあの音を再現したいという人のために、自分がやっている古い音を出す方法を教えます!


目次

ギターとアンプ

ギターはもちろんフェンダーのストラトキャスター

アンプはMarshallのJCM2000を使った場合のセッティングを紹介していこうと思います。

アンプのセッティング

Marshallにストラトを繋げるとキンキンな音になってしまって使いずらいと感じてる人も多いと思いますが、うまくコントロールできればいい音がでます。

まずは基本のセッティング

クリーンチャンネルでEQをすべて0に合わせてください。

DEEPやTONE SHIFTのボタンは押さない

リバーブはお好みで。

EQは0を基本に少し足りないところを足していくように作っていくといい感じになります。

昔のサウンドはベースとハイが削れた音です。

なので基本的にベースは0に設定してください。

ハイとミドルは0を基本に抜けが悪いなと感じた場合ほんの少し(0~3の間)上げるくらいで大丈夫です。

ベースを0にする方法はいろいろなアンプで使えるので古い音を出したい場合は自宅のアンプでも試してみてください。

意外と真空管が入っているのは関係なく小型のアンプの方が昔の音に近い音が出せる場合があります。

Ibanez TS9 を使う

クリーントーンなのに?と思う人もいると思いますが、IbanezのTS9をブースターとして使うと古い音に近づきます。

セッティングは

DRIVEは0 TONEは2時の方向 LEVELは適量

同じシングルコイルでもピックアップ自体の出力がものによって違うのでDRIVEが0でも少し歪んでしまう場合もあります。

しかし意外ときれいなクリーンよりも少しだけ歪んでるくらいの方が音に張りが出ていい音に聞こえます。

少しだけ歪んでる場合はあまり気にしなくても大丈夫です。

気になる方は少しギターのVolumeを絞ってみてください。

エフェクターに入る音量が減るので歪みが減ります。

TS9は今や大定番のエフェクターなので持っている方も多いと思います。

持っていない方はこの機会に一度使用してみることをお勧めします。

繋げるだけで中音域が出てきてくれるので常に踏みっぱなしでも使えるいいエフェクターです。

Ibanez ( アイバニーズ ) / TS9 Tubescreamer チューブスクリーマー

Ibanez ( アイバニーズ ) / TS9 Tubescreamer チューブスクリーマー

TS9がない場合

もしTS9を持っていない場合JCM2000の歪みチャンネル(LEAD)でGain0~1 Volume10 ULTRAのスイッチはOFFに設定してみてください。

結構いい感じになります。

今回クリーンでの音作りを基本にしているのでクリーンチャンネルで作っていますが、TS9を持っていて少し歪んでもいいという方はLEADチャンネルでこのセッティングにするとさらによくなります。

音がかなり前に出なくなるので、ベース0を基本にハイとミドルをもう少し上げましょう。

ストラトのセッティング

ピックアップ

今回はハーフトーンではなくピックアップは単体で使用してください。

このセッティングはハーフトーンで使うと少し微妙な感じになります。

リア、センター、フロントのどれかがおすすめです。

フロントピックアップの場合TS9のトーンを少し上げて3時くらいの方向で使うといい感じになります。

トーン

ストラトはマーシャルにつなげるとハイが出すぎてしまう場合が多いのでトーンを6~8くらいに絞りましょう。

しかし基本のストラトはリアのトーンが効かないです。

リアでいい音を出したい場合はリアにもトーンを効くように改造するのがおすすめです。

ヴォリューム

ヴォリュームも少し絞るとハイが削れていい感じになります。

7~8くらいの位置にしましょう。

ストラトの弾き方

ピッキングの位置

ピッキングの位置はリアP.UとセンターP.Uの真ん中あたりで弾きましょう。

いい感じにローが削れてミドルが出ます

人によっては弾きずらいと思う方もいると思いますが、この位置で弾くと音が前に出るので、古い音を狙ってない時もおすすめのピッキングポイントです。

ピッキングの強さ

クリーンの場合は強く弾くとあまりいい音が出ないことが多いので、ビビらない程度の強さで弾くのがおすすめです。

まとめ

  • JCM2000のEQは0を基本に調整
  • TS9をブースターとして使う
  • ストラトのヴォリュームとトーンを絞る

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