先日投稿した「クリップ式チューナーを使う時に注意してほしいこと」でロゴ(デカール)の写真を投稿しました。
そこで少し気になる事があったのでこの記事を書こうと思いました。
フェンダーカスタムショップ製のストラトをお持ちの方にも読んでほしい内容です。
ストラトの製造時期によるロゴの違い
ストラト は1954年に発売されて以来さまざまな仕様変更を行ってきました。
その中でもフェンダーのロゴが入ったヘッドの部分も年代によってかなりの違いがあります。
Fender STRATOCASTERと大きな文字で書かれており、その下にWITH SYNCHRONIZED TREMOLOと書かれてます。
この部分は共通ですが、Fenderの字体が違ったり、小さな文字で特許番号を示すPAT. Numberが書かれていたりします。
さらにヘッドの先端部分にORIGINAL Cntour Bobyの文字がありこの部分は共通ですが、その下に文字が入ったりします。
それをまとめた表がこちらです。
ストラトキャスター・オーソリティという本を参考に表を作ってみました。
かぶっている年代がありますが、おそらく混在していたのではないかと思います。
細かいところでいうとPAT.Numberもいろいろ違いがあったりしますが今回は割愛させて頂きます。
1961年のリイシューストラト
そこで自分が持っているストラトを見てみましょう。
2010年製の1961年のリイシューでNOSのモデルです。
おかしいですね。
フェンダーのロゴはいいんですけど、PAT.ナンバーが3つ・・・。
さらにContour Bodyの下に何も書かれてない。
最近になってストラトの本を読んだりしていろいろ知るようになったのですが、買った当時はロゴのことなんか特に気にしてませんでした。
スパゲティロゴとトランジションロゴと黒字のロゴがあるくらいしか知識がありませんでした。
ロゴの部分が製造時期によってこんなに違いがあるなんて思ってなかったです。
まさか偽物!?
まさか偽物じゃないか!?と思いましたが、認定書も入っているのでそんなことはないのかなぁと思いデジマートでいろいろなギターをみてきました。
そしたら61年のストラトでPAT.ナンバーは2つでもContour Bodyの下には何も書かれてなかったりするものや、PAT.ナンバーなしでContour Bodyの下もなしのものも発見しました。
しかし多くのものはこの表に当てはまってました。
この違いはどういう意味なのかはよくわかりません。
実際は細部までそんなにしっかり作ってなかったのかもしれません。
製造された時期によっても変わってくるかもしれません。
謎です。
何かわかり次第またブログを更新しようと思います。
読んでいただいた方で「自分のギターもここが変」ということがあったらコメントしてみてください!
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