ジミ・ヘンドリックスと言えば、Purple HazeやVoodoo Childなど激しく歪んだギターサウンドが有名です。
しかし、個人的には激しいギターサウンドよりスローな曲のクリーントーンが好きです。
スローな曲になると、とても繊細な音を出しています。
クリーンのように聞こえる少しだけ歪ませた音で奏でられる音こそジミヘンの神髄ではないかと思っています。
そこでジミヘンの最高のクリーントーンが聴けるスローな曲を紹介します。
Hey Joe
ジミヘンのデビュー曲。実はカバー曲です。
イントロもそうですが、ギターソロの音がいいです。
クリーンのようですが少し歪ませた音で奏でられる音は、透明感のある音です。
この曲を初めて聴いたときは中学生の時でしたが、「これってギターの音なの?」と思いました。
歪んだ荒々しい音がエレキギターのイメージだったため、ギター初心者の自分にはこの音がギターの音かどうかわかりませんでした。
Little Wing
ジミヘンの代表曲の1つ。
イントロのギターが印象的です。
クリーントーンでコードを崩して作られるメロディーが天才的です。
イントロの後半にコーラスみたいなエフェクトがかかりますが、これはUni-Vibeという特殊なエフェクターを使ったものです。
本物を手に入れるのは難しいですが、同じ効果を狙ったものがいろいろ出ているので気になる方はチェックしてみてください。
Castles Made Of Sand
こちらもイントロがとても印象的です。
ファズフェイスで強く歪ませて、ギターのVolumeを絞って歪みを抑えているサウンド。
砂のジャリっとした感じを表現しているのだと思います。
ファズフェイスも小さくなって扱いやすいものが出ているので、音を真似てみたい人はチェックしてみてください。
JIM DUNLOP / FFM3 Fuzz Face Mini Hendrix
The Wind Cries Mary
ジミ・ヘンドリックスのファーストアルバムに収録されている曲です。
当時はまだ録音機器もそんなに発達していませんでした。
4トラックのレコーダー使って録音されていたサウンドは現在と比べると少し変わっています。
左のスピーカーからはドラムが聴こえて、右のスピーカーから歌声が聴こえてきます。
そして真ん中からギターの音が聞こえてきたりと、録音技術もまだ発展途上の時代でした。
しかし、それでいながらも奥行きがある音になってます。
ジョン・メイヤーもカバーしていることで有名な曲です。
最後に
今回はスローな曲で最高のクリーントーンが聴けるものをピックアップして紹介しました。
これ以外でもいい曲がたくさんあるので気に入った人はいろいろ聴いてみてください。
アマゾンミュージック・アンリミテッドなどの音楽配信サービスでも全曲聴けるのでおすすめです。
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