昔からギターの練習法でこれって意味ある?って思うことがあります。
よく初心者向けの動画とかで紹介されている練習法ですが、自分はやらない方がいいと思ってます。
それはクロマチックの練習です。
今日はそのクロマチックの練習がなぜ意味が無いのかを説明して、より効率のいい練習方法をお伝えしようと思います。
おいおい
練習しないお前が練習について語るとは・・・
20年前はいっぱい練習したもん!
クロマチックとは
知らない人もいるかもしれないので簡単に説明すると、
6弦の1fから4fまで人差し指から小指を使って順々に弾いていき、次は5弦で同じように弾きます。
それを1弦まで弾いていくというもの。
この練習がいかに意味がないかを説明していこうと思います。
この練習は結構やりましたが、身になってるとは思いませんでした。
曲で使わない
意味がないと思う一番の理由はこれです。
この運指、曲で使う?
少なくとも自分が弾いてきた曲でこの運指が使われていたことはありません。
実用性が全くないと思ってます。
弾いていてつまらない
そして、弾いていてつまらない。
音階でも何でもないのでほんとに「練習」という感じで面白くないです。
半音ずつ弾いてるから全部の音を弾いていると思わせといて、実は違う。
弦が変わった時だけ全音になったりするのでとても変な音階です。
音楽的に全く面白みのない練習なのでただの苦痛でしかないです。
こんな音階を毎日聞いてたら耳がおかしくなる気がしてなりません。
練習に面白さを求めるなんてエンジョイ勢の鑑みたいなやつだな!
てへぺろ
褒めてねぇよ!
しかも「てへぺろ」なんて今じゃ誰も使ってねぇよ!
アウトサイドかインサイドのどっちかに偏る
1つのループの中で必ずアウトサイド・ピッキングかインサイド・ピッキングかどちらかに偏ります。
大体の場合、6弦から始めた場合がインサイド・ピッキング。
1弦から始めた場合はアウトサイド・ピッキングになると思います。
音が上がる時はインサイド、下がる時はアウトサイドといったように偏った練習になってしまいます。
全く頭を使わず練習することになる
とても単純な運指になるので、全く頭を使う必要がありません。
そんなこと楽器弾いていてありますか?
「次はこの音」、「次はこうやって弾く」など曲を弾いている時は何かしら考えながら弾くのが普通です。
しかし、クロマチックの練習は全く頭を使わずにする練習です。
これで上達すると思いますか?
そんなことは無いと思います。
そんなこと言ってるけど、いつもお前は何も考えず適当に弾いてるだけじゃん。
思いついたフレーズを表現してるんです。
じゃあ同じフレーズばっかり弾くんじゃねぇ!
聴いてるこっちの身にもなれ!
ぴえん
ドレミを弾いていた方がいいんじゃない?
じゃあ何をすればいいんだよ!という声が聞こえてきそうなので、おすすめの運指の練習をお伝えします。
それは、ドレミです。
ピアノでいうところの白鍵の部分をすべて弾いていくというものです。
なぜドレミ(メジャースケール)を練習した方がいいのか?
なぜドレミがいいのかというと理由を挙げていきます。
実用的
まずは実用的ということ。
これを知っているだけで学校で習ったような簡単な曲(ドレミの歌など)はすぐに弾けるようになります。
応用が利く
ギターは曲のキーが変わった時、同じフォームで始まる音を変えるだけでキーを変えることができます。
なのでドレミの位置がわかるようになったら後は横に動かすだけでいろいろなキーに対応できるようになります。
理論の勉強にも役立つ
例えばコードがどのように作られているのかを学ぼうとした場合ドレミを覚えていると役に立ちます。
大体の場合はこのドレミを基本にしてコードが作られているので、理解しやすいです。
練習の仕方
おすすめの練習法は各弦3つずつ弾いていく方法です。
クロマチックの練習と同じように6弦から1弦まで順に弾いていって戻ってくるというのを繰り返します。
1fから12fまでの押さえる位置をすべて掲載しておきます。
最初は覚えるのに苦労するかもしれませんが、チャレンジしてみてください。
赤丸はドの位置です。
合わせて覚えておくのをおすすめします。
13フレット以降はオクターブ上なので1フレットからと同じフォームになります。
音の位置を覚えたら適当に弾てみる
この配置を覚えたら適当に弾いてみるのもおすすめします。
意外と曲っぽくなったりします。
キーがCの曲に合わせてアドリブを弾いてみるのも面白いです。
まとめ
ドレミの練習をしよう!
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