アドリブをうまく弾きたい!
そう思い練習をしてもうまくいかない。
練習が足りないんだと思いひたすら練習を重ねる日々。
弾いている最中にミスを連発して演奏が止まってしまいそうになり、落ち込みながら演奏をしていたりしませんか?
自分がアドリブを教わり始めた中学生の時はよく演奏が止まってました。
そこから数年、アドリブを続けるうちにある重要な考え方を覚えました。
そのことによって少しずつ弾けるようになってきました。
そこでアドリブがうまくなりたい人に、誰でもできるアドリブが上達する考え方をお伝えします。
- アドリブがうまくなりたい
- アドリブの練習をしているけどなかなかうまくいかない
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アドリブを弾く時に最も重要なのは「自信をもつこと」
「そんなにうまくないから・・・。」「自分の演奏はダメダメだ・・・。」
そんな風に自分を追い込んでたりしませんか?
私がアドリブを始めたばかりの時はそう思いながら弾いていました。
もちろん始めたばかりなので、そんなにうまく弾けるわけありません。
しかし、ずっとアドリブの練習をしてきて感じたのは、このマイナス思考が一番演奏に影響するということです。
「あ、ダメだ・・・」と思った瞬間に演奏が止まりますし、いいフレーズも浮かんできません。
そこで、まず自信を持ちましょう!
「いやいや、うまくもないのに自信なんか持てないよ!」と思うでしょう。
うまくなくてもいいんです。
勘違い野郎でもいいんです。
弾いている時だけは自信満々で弾いてください。
そして、楽しみながら弾きましょう。
テンションを上げてリズムを取って、自分は世界一ギターがうまいんだと思いながら楽しく弾いてください。
そうすれば、フレーズが溢れ出てきます。
こんなことやってみよう!あんな風に弾いてみよう!などアイデアが出やすくなってきます。
「そんなうまくいくわけないでしょ!」と思われるかもしれませんが、実際試してみることをお勧めします。
これは薬のプラシーボ効果と似ているものだと筆者は思っています。
プラシーボ効果とは、全く効果のない薬でも効果があると思いこむことで病状が改善することがあるという効果です。
これと似たようなもので、自分はうまいと思い込むことで自信が生まれ、その結果いいフレーズやアイデアが生まれて来るのです。
ミスをしたとしても演奏している時だけは気にしないでください。
反省は演奏の後にしましょう。
そして、演奏後はもとに戻って謙虚になりましょう。
ただの痛い人になってしまいますから。
アドリブで重要なのは構成と間
多くの人が最初に陥りやすいのがフレーズの練習だけをすることです。
しかし、重要なのはフレーズだけでなくアドリブの構成です。
具体的に言うと
最初は静かに始まる→盛り上がってくる→最初より静かになる→最高潮に盛り上がる
こんな感じでなんとなくでいいので構成をイメージしましょう。
短い演奏の時は「静かに始まって盛り上がってく」だけでもいいです。
音の波を作ることを意識しましょう。
そこで重要なのが「間」です。
アドリブ演奏で一番多いのが弾きすぎている人です。
これが一番多いです。
ずっと同じ調子で休みなく弾いてしまう人がとても多いです。
気持ちはすごくわかります。
弾いていないと不安だからです。
アドリブは会話みたいなものです。
緊張しているからと言ってもずっとしゃべり続けられると疲れてきてしまいますよね?
それと同じで、適度に間がないとただの音の羅列になってしまいます。
少し間をとったり、音を伸ばしたりして、休む時間を大切にしましょう。
音「学」ではなく音「楽」をしよう
アドリブをうまくなりたいと思う人はかなりの努力家だと思います。
ギターを毎日弾く継続力があり、新しいことに挑戦しようという向上心があるので将来有望な人でしょう。
しかし、そこに落とし穴があります。
まじめな人ほど音「楽」を音「学」としてとらえてしまう人が多いです。
やはり音楽は楽しんだ方がいいです。
特にアドリブに関しては遊び心がとても重要です。
その場のとっさの思いつきなどで演奏は大きく変わってきます。
聴いていて飽きない魅力的なアドリブを弾くにはこの遊び心を育てるようにしましょう。
まとめ
- アドリブを弾いているときだけは自分は世界一うまいと思って楽しんで弾く
- アドリブの構成と間を大切にしよう
- 遊び心を育てよう
最後に
自信を持って弾くのは難しいかもしれませんが、楽しむことならできると思います。
気分を上げて弾くことによっていい発想が産まれてきます。
まずは楽しみながらノリノリでギターを弾いてみましょう!
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