クラプトンはなぜブリッジとボディの間に板を入れているのか?

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どうもこんにちは!くまです!

エリック・クラプトンのストラトの裏側をみると、ブリッジとボディの間に板を入れています。

こんなことするならハードテイルつまりアームのユニットを無くせばいいじゃない?とかスプリングのネジを締めきったら板入れなくても一緒じゃない?とか思います。

しかしそうはしてないです。

ということは、板を入れることやトレモロ・スプリングがあることで音が変わるということでしょう!

なので今回は板が有る無し、さらにトレモロ・スプリングが有る無しでどう音が違うのかというのを検証してみました。

目次

YouTubeに動画をアップしています!

この動画をもとにこの記事を書いてます!

音も聴きたい人はこちらの動画を見てみてください!

ブリッジとボディの間に入れる板を作ってみました!

まず最初に実際に自分でブリッジとボディの間に入れるための板を作りました。

ホームセンターに行って良さそうな木を探しました。

メイプルがあればいいなと思ってたんですがありませんでした。

なので今回はヒノキを使ってみました。

そして、購入時に別料金ですが切ってもらえるとのことだったので、ちょうどいい長さに切ってもらいました。

厚さが少し厚いものを選んだので自分で削ってギターに合わせました。

木を削ったりするのは初めてなので、あまりうまくいきませんでした。

精度はちょっと悪いんですけど、一応形にはなりました。

作ったのは2つです。

最初に作った方はしっかり入るんですけど、厚さにムラがあるので、入っていても一部分がぴったりくっついている感じです。

もう一つは台形に削りました。

こうすると入る面積は小さいんですけど、しっかりはめることができました。

そして板を入れたときと入れない時、さらに板を入れてトレモロスプリングが有る時と無い時で音を比べてみました。

実際に音はどうかわるのか?

クラプトンのこの設定をするとどうなるかと言うと、より音に張りが出ます。

とても微妙な差で聴いてる人にはわかりずらいと思いますが、弾き比べてみると確かに違いを感じます。

板の有る無しの音の違い

まず、板のあるなしの音の違いなんですけど、トレモロスプリングのここのネジを締めきっちゃえば板あってもなくても一緒じゃない?と思ってたんですけど、やっぱり入れると音は少し変わりました。

どう変わるかというと音に張りが出てくる感じがしました。

トレモロ・スプリングの有る無しの音の違い

次にスプリングのありなしなんですけど、これも違いが感じられます。

スプリングがあった方が先ほどと同じく音に張りが出てくる感じがしました。

なぜ違いが出るのか?

板の有る無し、スプリングの有り無しでなぜ差が出るか考えてみました。

僕の推測なんですけど、ブリッジがボディに押さえつけられる圧力が上がるからだと思います。

ここの圧力が上がることでボディへ弦の振動が良く伝わるようになって、音が変化するんじゃないかと思います。

後ろの部分の隙間が埋まるからかなとも思うんですけど、バネが有る無しでも音が変わることを考えると、ブリッジがボディに押し付けられる圧力に差が出るからかなと思いました!

なのでクラプトンはなぜ板を入れているのか?の検証のくまの結論としては、板を入れることでブリッジとボディがくっついている部分の圧力が増えて音に張りが出て来るという結果になりました!

クラプトンの音を真似たいと思ってる人やアーム使わないからべた付けでやっている人は板を作ってみると音が変わって面白いかもしれませんね!

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