ジミ・ヘンドリックスの音にせまる!ピックアップ編~ストラトを逆さまにすると音はどう変わるのか⁉~

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はい!どうもこんにちは!くまです!

今日はジミヘンドリックスの音にせまる!ピックアップ編という事でやっていこうと思います!

右利き用のストラトの弦を逆にはって左利き用として使っていたジミ・ヘンドリックス。

それは音にどのような影響があるのか!?

ということで今回はピックアップ編です。

では早速始めます!

目次

YouTubeに動画を公開してます!

この記事はくまのYouTubeチャンネルでアップした動画をもとに作ってます!

リアP.U.のスラント

まずは見た目で一番気になるリア・ピックアップのスラントから考えていこうと思います!

逆に弦を張るとリア・ピックアップの本来の角度とは逆の角度になります。

通常は1弦側がブリッジ寄り、6弦側がネック寄りになるように傾いてます。

ジミヘン仕様の場合はその逆、1弦側がネック寄り、6弦側がブリッジ寄りに傾きます。

これは音にどのような影響があるのか?

理論的にはジミヘン仕様の場合は1弦側の音が柔らかく、6弦の音が硬くなります。

しかし、この傾きは音への影響がかなり少ないのではないかと、くまは思ってます。

というのも前回のリバースヘッド編で最初にリアピックアップで録音してました。

その映像がこちらです。

どうでしょう。

1弦側の音が柔らかく、6弦側の音が硬くなってますか?

なってませんよね?

むしろ逆になってます。

つまり、リバースヘッドの音への影響の方が、リア・ピックアップのスラントの影響より大きいということです。

リア・ピックアップのスラントは音に多少は影響があるかと思いますが、影響としてはかなり少ないんじゃないかと思います。

なので、スラントの向きによる影響はほとんどなく、あってもごくわずかというのがくまの見解です!

ピックアップの音量バランス

次はピックアップの音量バランスです。

ピックアップは各弦の音量バランスを整えるために、こんな風に弦ごとにポールピースの高さが違います。

巻き弦だったり、プレーン弦だったり、指板のRがあるからだったりといろいろ理由があります。

これが逆に弦を張るとどのように影響してくるのか?

普通に弦を張った場合とジミヘン仕様の場合の弦の配置はこんな感じです。

3,4弦はあまり変わらない高さですが、普通に張った場合の3弦がちょっとだけ高いですね。

でも1、2弦と5、6弦は変わってきます。

ジミヘン仕様の場合は1,2弦の音は少し大きく、5,6弦の音は小さくなります。

実際に音を聴いてみましょう!

6弦はあまり感じないのですが、5弦は少し小さいなと感じます。

1,2弦の方はあまり大きくなった感じはしません。

というのも通常は3弦の音が大きい問題があります。

エレキギターが発売された1952年頃はエレキにもアコギと同じ太さの弦を張っていたので、3弦が巻き弦でした。

しかし、1962年にアーニーボールから3弦がプレーン弦の細い弦が発売されるとそれがすぐ普及していきます。

ERNIE BALL ( アーニー・ボール ) / Super Slinky #2223 ERNIE BALL ( アーニー・ボール ) / Super Slinky #2223

もともと3弦は巻き弦で音を拾うようにセッティングされているものにプレーン弦を張ると音がおおきくなってしまいます。

それがジミヘン仕様にすることで少し緩和されます。

3弦の音はまだ少し大きいですが、1,2弦の音も大きくなるので1~4弦の音は結構いいバランスなんじゃないかとくまは思ってます。

では、1,2弦の音が大きくなるとどうなのか?

1,2弦の音が大きくなると歪みやすくなります。

なのでソロなどの単音引きが弾きやすくなると思います!

1弦があんまり歪まなくて、強く弾いたり、ゲインを上げたりした経験がある人は結構多いんではないでしょうか?

それが完全に解消するわけではありませんが、少し解消されて弾きやすくなります。

実際にやってみたい人へ

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もしくは、右利き用のストラトに左利き用のピックアップを付けてみるといいと思います。

自分は左利き用のストラトを改造して右利き用で使ってますが、実は普通に右利き用のピックアップをのせたりしてます。

今はオリジナルの左利き用のピックアップですけど、ちょっと前までフェンダーのヴィンテージ・ノイズレスという、エリック・クラプトンが使っているピックアップを乗っけてました。

何の加工も必要なく普通に取り付けることができて、ピックアップの向きも右利き用の向きで取り付けることができます。

なので、逆に左利き用のピックアップも右利き用のストラトに取り付けることが可能だと思います。

この音量バランスの変化をじかに楽しみたいという人がいたら試してみてください。

もちろんギターによっては取り付けができない場合もあるかもしれないのでやる際はよく確認をしてください。

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