ストラトの音作りは難しいと思っている人へ 音作りの基本

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ストラトの音作りは難しいと感じていませんか?

ハムバッカーが乗っているギターを使っていた人はストラトを弾いたとき難しいと感じる人が多いようです。

シングルコイルはハムバッカーに比べて出ている音域が広いからだと思います。

高音域もしっかり出るので音がペラペラに感じてしまうようです。

自分も初めてストラトを買った時は、なかなかうまく音作りができなくて苦労しました。

そこでストラトの音作りがうまくいかない人のために音作りのうまくなるコツを紹介します!


目次

まずは弾き方とギター本体から

昔の自分もそうでしたが、音作りはアンプやエフェクターでするものと思っている人が多いと思います。しかしそれは違います。

まずは自分の弾き方とギター本体からです。

音の入口から考えていきましょう!

ピッキングの位置

まずは弾く位置から考えてみましょう。

ネック側に行くほど低音が出ます。そしてアタック音(弦がフレットにあたる音)が出やすくなります。

ブリッジ側に行くと低音が無くなってきてアタック音も出にくくなってきます。ブリッジのすぐ横を弾くと高い音だけの特徴的な音が出ます。

そこで大きく5つの場所に分けてみようと思います。

  • フロントP.U.付近
  • フロントとセンターの間
  • センターP.U.付近
  • センターとリアの間
  • リアP.U.付近

おそらくストラトを弾いている人で一番多いのが、フロントとセンターの間でしょう。
Volumeなどの邪魔が無く一番弾きやすい位置だと思います。

弾きづらいと感じるかもしれませんがほかの位置も弾いてみてください。

センターとリアの間やリアP.U.付近は中音域が出てくるので、ハリのある音を出そうと思った時などに弾いてみるといいでしょう。

しかし、Volumeが邪魔になって弾きづらい場所です。うまく工夫して弾いてみましょう。

jazz系のギタリストはフロントP.U.付近で弾いている人が多い印象です。

イングヴェイはセンターピックアップの真上で弾いています。

弾きやすさも重要ですが、音にもこだわって弾いてみましょう。

ピッキングの強さ

やりたいジャンルによってかなり違いが出てくるところです。

クリーントーンで弾く場合は優しく弾いた方が綺麗に聴こえます。
歪ませる場合は強く弾いた方が歪ませやすくなります。

強すぎるピッキングは弦が切れてしまったりするので、強く弾くときはそこそこの強さで弾くのがいいでしょう。

ピッキングの強弱でも音の印象が大きく変わってくるのでいろいろ試してみましょう。

ギター本体のVolumeとToneをいじってみよう

アンプでやればいいんじゃないの?と思われるかもしれませんが、ギター本体のVolumeとToneは効果が少し違います。

アンプのトレブルを下げてもギターのToneのような効果は得られません。Toneの方がしっかりと高い成分をカットできます。

アンプはある程度Volumeが上がってないといい音が出ないので少し上げ目にして、ギター本体のVolumeをちょっとだけ下げます。7~8くらいにしてみるといいでしょう。

合わせてトーンもいじってみましょう。キンキン言っているときはトーンを下げると解消します。

いろいろ組み合わせて試してみよう

弾く位置、ピッキングの強さ、ギターのVolumeとTone、さらにピックアップの位置。これだけでもかなりのバリエーションが出てくると思います。

例えば、ピックアップはフロント、弾く位置はセンターとリアの間、ピッキングは強め、Volumeは少し絞って、トーンは10など、いろいろ組み合わせて試してみましょう。

まとめ

  • 弾く位置
  • ピッキングの強さ
  • ギター本体のVolumeとToneをいじってみよう

最後に

以前に書いた記事「ギターの音作りがうまくいかないたった1つの意外な原因」なども参考にしてみてください。

エレキギターはアンプやエフェクターも考えると組み合わせは無限にあるのでいろいろ迷ってしまうでしょう。

まずは基本的なところを押さえることが自分の出したい音に近づける第一歩だと思います。


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